毎晩の色

自分との戦い

15SS総集編・後半

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ニューバランスの993を買って紐を染めました。
通常993の紐は真っ白ですが、ダイロンを使って薄くグレーがかった色にしました。
 
こうすることで真っ白よりもコントラストが落ちるため、落ち着いた雰囲気に見えていいんです。
と、ユナイテッドアローズ栗野氏がおっしゃっていたという話を聞いて私も真似しました。
 
隣のはマーガレットハウエル別注のローテク420。
こちらは紺に赤味が含まれて紫っぽい色合い。
シューレースは最初からマーガレットハウエルオリジナルのグレーに染められています。
色が抑えられているので、服に与える影響が少なくコーディネートがしやすいんです。
オリーブグリーンの軍パンからウールのフラノパンツまで何とでも合いそうだと思って買ったのですが、まだあまり登板は多くありません。
ハイテクスニーカーと革靴があると自分は履かないみたいです。
 
それと、画像の紐の結び方よりも合理的なハイテクニューバランス限定の紐の結び方をツイッターでフォローしている方から教えていただきました。
こちらの動画(30秒くらい)で見られます。
 
 
もちろんサイズやワイズが合っていることが前提ですが、この結び方だときつく締め上げずとも足がホールドされ中で動かないので、靴擦れになりにくく、靴下も消耗しづらいです。
 
私が服に本格的に興味を持って買い始めたのが22、3歳くらいで、そのとき一番初めに買った靴がニューバランスの2040でした。
最新のものが最良のもの、という文章とともに本で紹介されていた最新モデルの2040を見て、フィーリングを感じ、当時まだできたばかりの表参道のニューバランスの旗艦店に行ってピカピカの2040を買ったのでした。
 
当時は今より何も知らない状態で、そこにいきなりの2040だったのですが、それでも2040がすごいスニーカーだということは履いた瞬間からわかりました。
それが私の人生初ニューバランスです。
 
靴を休ませるという考えもなく2040だけを履いて、毎日夜中に延々と歩き続け、履き潰して、そこからVANSやリーボックコンバースを経て、今、993に戻ってきました。
 
2040も993ももう生産が終了しているため正規店では買えませんが、デザインが機能に殉じていて、ストイックで、マッチョで、永遠を感じる名作スニーカーだと思います。
 
 
 
さて、今回も前回の続き、ということでこの夏自分が買ってブログに書いたものの講評です。
 
前回から一ヶ月以上経っているので軽くおさらいしますと、自分自身の買い物を振り返って今後の買い物に生かそうみたいなコンセプトではじめたこのテーマ。
 
前回の記事はこちら。
 

satotafta.hatenablog.com

だいぶ間が空きましたが今回は、

ビルケンシュトックのボストン

・バーバリアン×ユナイテッドアローズのハーフスリーブTシャツ

・チャンピオンのT2102

の3つを振り返ります。

それでは後編まいります。



エントリーナンバー3。

ビルケンシュトックのボストン

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ビルケンのサンダルを買った - 毎晩の色

こちらはこの夏一番履いた靴です。

ビルケンシュトックのサンダルは靴下があっても様になるのでオールシーズン履けるのがいいですね。
内部のつま先付近に足の指で掴むためのグリップがついており、そこを足で掴むと底が足にくっついてくるので、履いて走ることもできます。
インソールに使用されているスエードのベッドは汗を吸い取り快適な履き心地を持続させてくれます。

しかし私が思うこの靴を買ってよかった一番の理由は、ハイシャインができることです。


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最終的にはもう少し厚塗りになりましたがちゃんと写ってる写真がない。

ほぼ素足で履いているからか、このひと夏でうっすらとインソールの汗染みはついてきました。
ビルケンのサンダルにとって汗染みは避けがたい宿命なのかもしれません。
 
表面はスムースレザーなので革靴と同じようにケアできます。
汚れを落として油分を含んだクリームを塗るだけでも光るのですが、それだけだと革の質感は変わりません。
表面を鏡のような質感にするには、ワックスとそれを塗る練習が必要です。
 
私はまだまだ初心者なのでハイシャインが成功しないときもあるのですが、それだけに成功して鏡のようになると誇らしい気分で履けるものです。
 
革はケアの仕方によって見た目も履き心地も大きく変わるので、自分だけの一足を育てている感覚を味わえますね。
スニーカーだと履き込んで味が出てきた頃にソールがダメになってはい終了ということが多かったので、なかなかできなかった体験です。
 
ビルケンはソールの交換も行ってくれるそうですし、これからも磨いて大事に育てます。



エントリーナンバー4。
 
バーバリアン×ユナイテッドアローズのハーフスリーブTシャツ
 
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夏のファッション・デブでもキマるTシャツ編 - 毎晩の色

 

こちらは春頃に購入し、着るたび洗濯機にかけて何度も洗っては着て、洗っては着てを繰り返しました。
生地がとにかく分厚くて頑丈なので、洗剤も洗い方も気にせず雑に扱ってもヘタる気配はありません。
綿100%で12ozあるため真夏は暑くて着られず、梅雨は濡らすと非常に乾きづらいというデメリットはありますが、春の晴れた日に外に干してパリパリに乾かすと「さあ汗を吸ってやるぞ」という表情を服から感じられます。

これから洗濯を重ねるほど表面の繊維が潰れて生地は柔らかくなるはずなので、今よりさらに汗を吸いやすくなってくれそうです。
白黒の太ボーダーでUAの別注の形ということで、今は色も形もパキッとしすぎている感は否めませんが、それもしだいに丸く、柔らかくなっていってくれることを期待しています。
ということで、将来が楽しみな一着です。
こいつもテロテロになり破けるまで付き合うつもりです。



エントリーナンバー5。

チャンピオンのT2102

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理想のTシャツ!? CHAMPIONのT2102 - 毎晩の色

大好きな白T。
こちらは記事の中でSサイズかMサイズを着ていると書いていますが、ビッグサイズをルーズに着るのが正解なのだと思います。
身幅、袖幅のたっぷりあるデザインが特徴なので、あえて過剰に大きくする、という着方。

コートやパンツなどもそうですが、最近のおしゃれなデザイナーズブランドの服は脱力感のあるシルエットのものが多いです。 
そういったブランドの服ともおそらく相性が良く、体型が隠れ、肌と生地との間に隙間があるため涼しく、レイヤードで構造を作ることもできる、といいことづくめなLサイズ、XLサイズ。
ツイッターでフォローしている方にもビッグサイズを乾燥機で詰めて着るやり方を教えていただいたのですが、佐藤それをスルーしていました。
でもそちらが正解でした。

来年こそはチャレンジします。



と、以上で春夏のマイブログ振り返りタイムは終了です。
実際は夏に買ったものはまだまだいっぱいあるのですが(今そのカードの支払いに追われています)、今日はこれ以上書けそうにないのでこの辺で勘弁して下さい。

最後まで自己満足にお付き合いいただき、ありがとうございます。
次回もよろしくお願いします。