毎晩の色

自分との戦い

最近買った古着と本とスニーカー

冬なのでダウンを買いました。
スタイリストの伊賀大介が着ていたものと同じ型です。
伊賀大介
先月、近所の図書館でUOMOを読んでいたら彼が載っていて、気になって調べているうちに今回のダウンを見つけました。
伊賀大介氏は大学生の頃に読んでいたメンズノンノで見て知って、
最後の記憶は映画『おおかみこどもの雨と雪』でアニメの中の登場人物のスタイリングをしたという話。

大学生の頃はただなんとな~く雑誌を読んでいただけでした。
服を好きになり始めたのはここ数年なのですが、自分が物欲を刺激されるものを紐解いていくと、
大学生だった頃くらいに流行っていたものとの符号が多いです。
伊賀大介氏がいろんな写真で着ているナンバーナインのランチコートも持っています。
このダウンもその頃に見て刷り込まれたものなのかもしれません。

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The North Face "Serow"

このノースフェイスのセロウ(セロー)というダウンは1970年代頃にアメリカでつくられたものだそう。
ダウンジャケットとマウンテンパーカーを合わせたようなデザイン。
シェルはコットン/ナイロンのコットン65%、ナイロン35%。
色がいいですね。
ビビッドではありませんがパステルよりは濃い。
上着は面積が広いので、色のバランスのいい方が収まりやすくていいかと思います。

発売当時フードが別売りだったらしいためフードつきは玉数が少ないらしく、
さらに状態がよく、サイズが合うものとなると、ほしいと思ってすぐに見つけられたのは奇跡じゃないかと思います。
これのいいところは、中に何を着ても冬場外に出られそうなところ。
下はリジッドジーンズでもチノパンでも合いそうです。

伊賀大介氏プレゼンツの写真集も買いました。
中も見ずに、アマゾンでプレ値で定価の倍近くの予算を出して買いました。
スタイリングの本なのにスタイリングをせずに撮ったそうで、
本に載っている136人の男全員が私服のままです。
熱いです。

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東京的男気炸裂青春群像写真集「ファーストタイム」

最後はスニーカー。
私が生まれてはじめて自分のおこづかいで買ったスニーカーはコンバースのキャンバスオールスターでした。
最近痩せて細いジーンズが履けるようになったのもあり、オールスターばかり履いていて、
ヤフオクで2足ほど90年代頃の比較的新しいUSA製のオールスターも買いましたが、
この一足はそれらに対するひとつの答えのようなものになりました。

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Converse USA First String "1970s Chuck Taylor"

正確にはオールスターでなく、70年代のオールスターの前身、チャックテイラーというモデル。
コンバースUSAにある『First String』というプレミアムラインのチャックテイラー
オールスターのカラフルなところが好きなので、色で奇を衒おうか迷いましたがやめました。
手堅く黒のローカット。

日本のオールスターと比べるとつくりの違いがわかります。
モノとしてのつくりがいいです、すごく。
たぶんうちのお母さんにもわかってもらえる違いだと思います。

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今回ブログの書き方について学んだことは、
私のような無知の素人が服について書くときは、
ひとつの記事につきいくつかのアイテムを噛ませた方が恥をかきづらいということ。

関係が分散されて緊張感が緩まり、
そのモノとの一対一のシリアスな関係にならずに済みますね。